探検隊へのご参加、ありがとうございます。
当日の服装、流れなど、ご確認ください。
また、現地で写真を撮り忘れたり、スタッフの説明を聞き忘れたりした方のための参考資料を用意してあります。
自由研究作成のお役に立てていただければ幸いです。
もっと詳しくヨナグニウマを知りたい場合は「ヨナグニウマ保護活用協会」のページもご覧ください。
他に、サイトに載っていないご質問等ございましたら、umikazehfあっとまーくtapic-co.jpまでお気軽にどうぞ。
ツアー催行判断について
前日の雨などで催行が難しい場合は、当日の朝9時までに、いただいているメールアドレス宛てにご連絡いたします。
(台風などが来ている時にはもっと前に判断する場合もあります。その場合はわかり次第ご連絡いたします。)
当日の流れについて
ユインチホテル南城・ペアーレ体育館前に集合して、受付・支払いを済ませます。
ツアー後に温泉などご利用をご希望の方は温泉割引券をお渡ししますのでお申し出ください。
受付後、現地までは各自ご自分のお車に乗って牧場の車の後をついてきていただきます(10~15分)。
ツアー後は、現地で解散となります。
帰路が不安な方は、ユインチホテル南城まで牧場の車の後についてきてください。
当日の服装について
虫さされや過度の日焼け防止のため、長袖・長ズボンを推奨します。
帽子も手袋も必要です。
肌を守れる服装を心がけてください。
(アウトドア活動は汚れます。汚れても良い服装や靴でお越しください)
お子様の体質に合った虫よけもお持ちください。
ヨナグニウマについて
*ヨナグニウマは日本の在来馬(和種馬)の1種です。
*日本に残っている在来馬は8種類です。そのうちの2種類が沖縄県にいます。
日本在来馬の名前と、現在の頭数(令和2年の統計・日本馬事協会)は以下のとおりです:
①北海道のドサンコ(北海道和種) 1,083頭
②長野県の木曽馬 138頭
③愛媛県の野間馬 51頭
④長崎県の対州馬 39頭
⑤宮崎県の御崎馬 111頭
⑥鹿児島県のトカラ馬 107頭
⑦沖縄県のヨナグニウマ(与那国馬) 105頭
⑧沖縄県のミヤコウマ(宮古馬) 49頭
*ヨナグニウマの体高は約120センチ、体重は約200キロです。
とても小柄ですが、足腰は強く、蹄も堅くて蹄鉄は必要ありません。
性格も温厚で素直、人によく懐きます。
*ヨナグニウマの過去の仕事と現在(未来)の仕事について
戦前までは農家とともに、サトウキビや米などを背中に乗せて
運び、主に今で言う軽トラックのような役割を果たしていました。
(沖縄では畑を耕すのは主に牛で、馬は荷物運びの役割が多かったのです)
機械化とともにそうした役割は失われ、現在は新しい役割を試みている最中です。
人間とともに楽しく遊ぶレジャーの分野(観光分野)、
人の心や体を癒すセラピーの分野、
保育園や小学校などを訪問し心身の健康を育てるなど、教育分野(動物介在教育)でも活躍しています。
ヨナグニウマの食べ物について
*ヨナグニウマの主な食べ物は「青草」です。
いろいろな種類の青草を食べます。
放牧地では、主に2種類の青草(牧草)を育てています。
①ローズグラス
②バヒアグラス
そのほかに、放牧地に生えているネピアグラスや桑の葉、センダングサ、名もなき「雑草」と呼ばれる多様な植物も
食べています。放牧による自由採食で多くの種類の青草を食べることにより、多様なミネラル分や栄養分を補給できる
ようにしています。
ローズグラス
バヒアグラス
ネピアグラス
センダングサ
ヨナグニウマとともに森にすむ仲間たち
馬たちのすみかの森には、多種多様な生き物がいます。季節によって見られる生き物は変わりますが、代表的な生き物を以下に挙げています。
ナナホシキンカメムシ
シジミチョウ
ジャコウアゲハ
タイワンカブト
カバマダラ
タイワンカブトの幼虫
リュウキュウアサギマダラ
オオジョロウグモ
「馬の道」について
牧草地や森のなかには、馬が通ることで自然にできた道がたくさんありますので見つけてみてください。
もしツアー中に見つけられなかった場合は、以下の写真をご利用ください。
草地の「馬の道」①。馬が通って草を踏みつけた跡に新しい草が生えて緑になっているのがわかります。
草地の「馬の道」②。馬が通って草を踏みつけ、草がまばらになって道ができています。
馬は入りやすい場所から森の中に入ります。馬が頻繁に入る場所に、自然に「馬の道」が出来上がります。
その他、ご利用できる写真セレクト
そのほかにも、馬のすみかで見つけられるものたちの写真を載せています。適宜、ご利用ください。
草地にある馬糞(少し時間が経っている)
月桃
馬糞(比較的新鮮)
クワズイモ
アメリカハマグルマ(要注意外来生物)とミツバチ
オオバギ